札幌コーヒーイベントのお知らせ。

札幌でイベントを行います。

2019年4月、札幌市厚別区にOPENした果実を感じるソフトクリーム店 「COCOBON」さんにてコーヒーの販売を行います。
北海道出身の私たち「森とコーヒー。」は、福岡県糸島市に移住し2年が経ちました。
焙煎室を始めて6ヶ月。ふるさとである札幌でもコーヒーのイベントがしたいとずっと考えてきました。
今回COCOBONさんのご好意でお店のテラスを使わせていただけることになり、初夏の気持ちのいい季節に帰省し出店する運びとなりました。

●7/5(金)、7/6(土)、7/7(日)の3日間
●11時〜16時
●場所:COCOBONさんテラスにて(札幌市厚別区青葉町8-7-30)
●イベント内容:コーヒー豆、ドリップバッグ、つめたい濃縮珈琲等の物販。商品ご購入でコーヒーサービス。

COCOBONさんはフローズンフルーツとアイスクリームを注文が入ってからクラッシュして混ぜ合わせソフトクリームの形状にして出すという新しいアイスクリームスタイルのお店です。
こちらのアイスクリームと一緒にぜひコーヒーを楽しんでください。

✴︎糸島の焙煎室は7/4から7/7までお休みとなります。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。

COCOBONさん⇩

https://www.instagram.com/cocobonnoinsta/?hl=ja

心に火を灯す。

「森とコーヒー。」という名前をつけた時、心に火が灯った。

「心に火を灯す」という言葉を最近本の中で見つけた。
ああ、そういうことかと深く納得した。

コーヒー店を開くために準備していた頃、どんなコンセプトのお店にするのかについての思考はあっちに行ったりこっちに行ったりでなかなか決まらなかった。
やりたいことが多すぎる。
優先順位がわかっていなかった。

自分がこれから開く店の名前。
「名前をつけてあげると物事が具現化する」というような内容のことを本で読んだので、店の名前を先に決めることにした。

自分の頭の中にあった店の構想に「森とコーヒー。」という名前をあげた。

そこから迷いがなくなった。
どんな店にするか、どんなコンセプトがそこにあるのか。
急に見えた気がした。

何か決断を迫られた時は「森とコーヒー。にはこれは絶対必要」とか「森とコーヒー。にはそんなもの必要ない」とか瞬時に決められるようになった。

心に火が灯った。
「森とコーヒー。」を作ること。
これが自分のやることだ、と。

一度灯ってしまえば、もう簡単には消えないし、その光が導いてくれる。

あなたは何に火を灯していますか?
仕事でも遊びでも恋愛でも、何かきっとあるはず。

まだ火が灯っていなくて、歩くべき道がわからなくても大丈夫。
いつかきっとその時はくる。
もしくは、灯った火が見えないふりをしているだけかも。

2019年ゴールデンウィークの営業について

ゴールデンウィーク中はより多くのお客様にお楽しみいただけるよう、焙煎室を開ける日を少し多くします。

いつもは木曜〜日曜のオープンですが、それに加え以下の3日を追加でオープンします。

4/29(月)オープン

4/30(火)オープン

5/6(月)オープン

です。5/1(水)は焙煎作業のためクローズとなります。よろしくおねがします。

営業時間は12時から20時です。

好きを仕事にすること。

好きを仕事にすること。

個人でお店をするということは、自分の「好き」「いい」という感覚を突き詰めること。
組織で働くと、客観的な価値、説明可能な根拠が必要とされる。「好きだからやりたい」は通用しない。

今、自分の好きなことを仕事にしています。
好きなことをやることと、好きなようにやることは違う。

お店をやること。
食べるものを売るということ。

「品質」という言葉がいつも頭にあります。
質を守る上で必要なこと。
自分を律すること。何よりも難しいことだと思います。

きちんとお店を開ける。
お店の世界観を保つ。
お店を清潔に保つ。
商品の品質を守る。
自分が美味しいと思えるものを出す。
お待たせしない。
いつ誰が来ても、同じ品質のものを提供する。

そのためにしなければならないことは、山ほどあります。
日々できているか自問自答を繰り返す。

品質を意識して、そのために仕組みを作り、きちんと働くことを教えてくれたのは、かつて身を置いていた会社組織です。

かつての自分がいて、今「好き」を仕事にしている自分がいる。

自分の深いところに根付いた働く上での倫理。これはどこに身を置いても変わらないと気付きました。

「好きなように働く」なんて自由は、私はいらないのです。

好きなことを仕事にすること。
とても楽しい、とても難しい。

あなたの好きなことはなんですか。

あなたの好きなことはなんですか。
音楽、本、物作り、アウトドア・・・ 自分が何が好きなのか忘れてしまった人、いませんか。
私は一時期そうでした。

会社の中でただ何となく働いていると、自分がそのシステムの一部になる。求められることをする。
どうして働くのかを考えることは求められない。だからしなくなる。
仕事が忙しくなると急に思う。
どうして働くのか。
何が好きでこの仕事を選んだのか。
答えが出なくて焦り、自分が何者だかわからなくなる。 (しっかり意思を持って働く会社員の方は、こんなことないかもしれませんね。今日はただ何となく働いていたかつての自分のことを思い返しています。)

そんな時は、休みの時間を使って、自分の心の向く方へとことん行ってみればいい。
子供の頃、何が好きだった?
時間があったらしたいと思っていたことは?
自分の「好き」を突き詰めることは、自尊心に繋がる。
忙しいを理由に心の声を無視してはいけない。

そうすると急に、見えてくる。
今の状況も悪くないな。
なのか、
もっとやりたいことがある。
なのかはその人次第だと思いますが。何かしらの答えが。

忙しくても、一息つく習慣を。
自分に帰る瞬間を。

 

コーヒー豆を捨てないために。

コーヒー豆を捨てないために。

弊店の売れ残りの豆はどこに行くのか?についてのお話です。
焼きたてばっかりお店に置いて、古い豆はどうしているの?と感じる方がいるかもしれない。
気持ちよくお買い物いただくために、弊店のお客様に知って欲しいと思い、明らかにすることにしました。

「森とコーヒー。」は焼きたてのコーヒー豆が買えるお店です。
毎週水曜に焙煎し、木曜から日曜にかけて店頭販売、翌週はまたその週に焼いた豆のみを販売しています。

余分に焼いてしまわないよう、なるべく予約いただくようお勧めしています。

1番のこだわりは焼きたてであること。
販売する豆には焙煎した日を記載しております。
1番美味しい家コーヒーの秘訣は、焼きたてを買うことです。

飲食店に比べて家コーヒーは消費スピードがゆっくり。
焼きたてを買って2週間くらいで味の変化を楽しみながら飲みきっていただくのが理想的と考えています。

そのために必要なことは数量を適切に管理することです。
コーヒー豆を捨てることはなるべくしたくないからです。

 



ご予約いただくここと、週の販売量を適切に予測すること以外にも、行なっている取り組みが2つあります。

一つ目は、「森とつながるパートナーシップ制度」です。
消費スピードの速い事業者様に、その週の売れ残りの豆を特別価格で購入いただいています。(お店等の事業者様限定の制度で、個人消費用にはお売りできません。)
売れ残りとは言っても、焙煎してから1週間経っていない飲み頃の豆です。
店頭販売の豆の残りをお渡しするので、豆の種類は選べません。そういったいくつかのお約束事項のもと、パートナーになっていただける事業者さんを募集しています。(お渡し量によっては通常の卸売販売となります。ご興味あります方はDMください。)

この取り組みは福岡市西区今宿にありますShare Office SALT様 @saltshareoffice と始めたもので、現在SALT様に毎週コーヒー豆をお渡ししています。
シェアオフィス利用者様のくつろぎの時間に、弊店のコーヒーを飲んでもらっています。食品廃棄を減らすという取り組みにも共感いただいております。

二つ目は、「フードバンク糸島Happiness」さんとの取り組みです。
フードバンクとは、食べることは問題ないにも関わらず通常の販売が困難になった食品を食品製造者から引き取り、食事に困っている人や福祉施設等に無償で提供する活動のことです。
この活動を糸島を拠点に取り組まれている団体が「フードバンク糸島Happiness」さんです。
食の貧困だけでなく「心の貧困」も解決したいという代表の方の意向から、嗜好品であるコーヒーもお受け取りいただけることになりました。

店頭販売から外れた弊店の商品を引き取っていただいて、希望される方へお渡しいただくような準備が整っています。
食品の作り手として、作ったものが必ず誰かの口に入るようにしたい。
無償であっても「飲んでもらえる」ということは、作る上での私たちのモチベーションに繋がります。
また、弊店のコーヒーとの出会いが偶然であっても、私たちの「人を癒したい」という想いがきっと届くと信じています。

このような売れ残り豆の貰い手になってくださる方の存在で、私たちはこだわりを貫くことができています。

正直でいるために、やりたいことを貫くために、その仕組みや環境を作ること。
「働く」上で大切なことだと考えています。

焙煎室でコーヒー豆を買っていただく方に、私たちが一番良いと思う状態の豆をお渡しすることが弊店の本質です。

それを守れるよう、上記のような取り組みがあること、伝われば幸いです。

コーヒーへのこだわり。

森とコーヒー。の1番のこだわり。

それは焼きたての新鮮な豆を販売することです。

金曜、土曜、日曜、月曜の4日間の焙煎室営業日に合わせて、営業日前日に焙煎を行ない、その週で売り切るようにしています。

またご予約いただいた場合は、お渡しの当日、前日もしくは前々日に焙煎を行います。

家庭でのコーヒー豆の消費スピードはゆっくり。最後まで美味しく飲んでいただくためには、焼きたての豆をお渡しする必要があると考えています。

新鮮なコーヒーの美味しさは、あなたのコーヒーへの概念を変えるはずです。

ぜひお試しくださいませ。

暮らしたいように暮らす。

「森とコーヒー。」は働く人たちを応援している。会社員、主婦、子育て中のひと、事業をしている人・・・。忙しくて自分がすり減るように感じた時、その人をそっと包み込むような存在でありたい。お疲れ様のコーヒーを差し伸べたい。自分のことを省みるきっかけを作って欲しい。それはもともと勤め人であった私たちが、その時欲しかったものだ。

その為には、私たちにとって「森とコーヒー。」がすり減ることなく働ける場である必要がある。自分を癒せない人に人は癒せない。不満ばかりで暮らしている人の言葉は届くだろうか。

そこで「森とコーヒー。」を作る上で決めたことがある。以下に綴る。

「森とコーヒー。」は夫婦二人で行う事業である。

「森とコーヒー。」は飲食店ではなく、コーヒー豆の小売業である。焙煎室でコーヒーは飲めるが、それは好きな豆を知ってもらう為の作業。カフェ的なサービスも必要最低限にしている。

「森とコーヒー。」の事業内容は二人で完結している。焙煎、焙煎室のSHOP営業を一人が、出張コーヒーや配達などはもう一人が担当する。働き手がなかなか見つからない土地柄、時代において、最初から他の働き手を必要としないスタイルを目指す。

そして「森とコーヒー。」の焙煎室兼SHOPは移動可能である。トレーラーハウスという、車で牽引すれば動かせる箱を焙煎室にした。私たちの住まいが移ればその時焙煎室も移動する。

動き出したばかりの「森とコーヒー。」なので、きっと修正しながら進むのであろうと思う。でも心にとっても体にとっても持続可能な仕組みを作りたい。それがいつかは「暮らしたいように暮らす」毎日につながる。誰かの癒しにつながる。

 

私たちは豆屋です。

焙煎室について。

「森とコーヒー。」はコーヒー豆を売る小売店です。

焼きたて、淹れたての味をご提供したいので、テイクアウトスタイルのコーヒーは販売しておりますが、カフェではありません。よって焙煎室でできるおもてなしには限界があります。

すわり心地の良い椅子や、テーブル、トイレなどの設備がありません。またコーヒー以外のメニューはございません。

焙煎室は小さな小屋ですので、中のスペースにも限りがございます。あらかじめご了承の上、おいでくださいませ。

しかしながら、このような森の片隅までわざわざ足を運んでいただくお客様一人ひとりを温かくお迎えいたします。

椅子やシートなどをご持参いただいて外でゆっくりしたり、コーヒー片手にぶらぶらと焙煎室の周りを楽しんでいただくのは大歓迎です。

自分の庭のように、森の秘密基地のように、静かな時間をお楽しみください。

またオーダーメイド焙煎のメニューもありますので、ご予約をいただいて焙煎室と焙煎士を独り占めされてもいいかもしれません。(こちらのメニューは後日公開します)

出張コーヒー事例<森のウエディングパーティー>

森で行われたウエディングパーティーにて、食後のデザートと共に提供するコーヒーを担当しました。

電源が確保できれば、道具一式を持参してコーヒースタンドを作ることが可能です。

写真映えするコーヒースタンドがパーティー会場の一画にあっても素敵かと思います。

大人数のパーティーの時のコーヒーの味をあきらめていませんか?

「森とコーヒー。」は30杯同時に美味しい淹れたてのコーヒーをご提供できます。せっかくのパーティーですからコーヒー好きなお客様にも満足できる味を。また陶器のソーサー付カップをご用意できます。

詳細はお問い合わせくださいませ。

こんにちは。「森とコーヒー。」です。

糸島の森でコーヒーを焙煎しています。

日々、少量ずつ丁寧に焙煎をし、新鮮な状態のものをお届けいたします。

森とコーヒー。は「自分に帰ろう。森へ行こう。」がコンセプトのコーヒー店。

都会の日々に疲れ、自分を忘れそうになったら、森を歩こう。

自然の中に身を置けば、心がほどけて、自分に帰れるはず。

森まで行けない忙しいあなたは、頭の中で森へTRIPしてみて下さい。

コーヒーは雄大な森のめぐみ。その香りは森への誘い。

コーヒーを淹れ、味わい、目を閉じれば、そこはもう森の中。

自宅でも、

オフィスでも、

どこにいても、

一瞬で日常から遠いところへ行けたなら、本当の自分に戻って、また頑張れるはず。

それぞれの豆の味わいから連想される森の情景をネットショップサイトにて公開しております。

みなさまもコーヒーをトリガーに森へTRIPして、日々のリセットをしてみてください。

今日もコーヒー片手に森の中へ。

 

「森」の定義。

森という言葉は、一般的には「木がこんもりと生い茂ったところ」という意味かと思う。樹木の数や密集度で「林」や「森林」という言葉と使い分けられるようだが、明確は定義は見つけられなかった。

ここでは「森とコーヒー。」の店名にある「森」という言葉の定義について話したい。

「森」はあなたの「帰りたい場所」を表している。

「森とコーヒー。」は「自分に帰ろう。森へ行こう。」がコンセプトのコーヒー店である。

忙しさや様々な脅威から、自分を押し殺し、周りの意向を尊重して生きている人が多いように思う。とりわけ会社や家族などの組織内で。周りに左右されすぎて病んでしまう人もいるほど。そんなに殻にこもらず自分を出すように、と言われてもそうはできない。そういう特質の人は優しくて空気が読めて、人を想う気持ちが強い。

普段いる日常の場所で自分を出せないなら、休憩時間に、休みの日に、自分に帰ればいい。無理して自己主張する必要はない。自分の好きな人、安心できる場所、一人でいる時間、出しやすい場所で自分を出す。小さい頃、好きだったものは?時間があったら本当は何をしたい?自分から湧き出る「欲求」や「知的好奇心」の音。それを忙しいを理由に無視してはいけない。

自分に立ち返る作業は、やがて自尊心を与えてくれる。本当の自分。自分の気持ち。それを忘れないこと。

一つの場所で苦しいのがなんだ。人生の一幕にしか過ぎないじゃないか。

私にとって「自分に帰る」方法は自然とつながることだった。キャンプに行くこと。動物と触れること。日常が忙しくても、キャンプの朝、湖を眺めていると日常が遠く感じる。仕事が忙しいことを人ごとのように思う。子供の頃に見た景色、抱いた感情。自分もあの頃とあまり変わっていないなと思う。自分を見失わないこと、見つめ直すこと、それが自分を強くする。

私は自分に帰りたい時、森へ行く。自然とつながることがその方法だからだ。

自然の不思議、美しさ、雄大さ。自然に知的好奇心をくすぐられない人はきっといない。自然と触れることが多くの人にとって「自分に帰る」方法になると信じている。

「森とコーヒー。」のコーヒーは、飲んだ時、頭に浮かべてほしい「森のシーン」をネット販売サイトで紹介している。なぜなら忙しい人ほど休息が必要なのに、森へ行く時間がないからだ。私たちのコーヒーを飲んで、目を閉じる時、森の中にいるような心持ちになれたらいいと望んでいる。

コーヒーは雄大な森の恵み。その香りは森への誘い。

あなたにとって「自分に帰る」方法はなんですか?