がっかりさせたくない人はいますか。
幼い頃は親をがっかりさせたくなかった。
大人になってからは、友人や恋人、恩師や会社の上司、お世話になった人など自分を見てくれる人を失望させたくなかった。
失望させたくない人がいるということは、自分を強くしてくれます。
キリンジさんの「Drifter」という曲が好きです。
この街の空の下、あなたがいるかぎり僕は逃げない。
凛とした気持ちにさせてくれます。
歌詞の解釈はそれぞれあると思いますが、私はこの曲を聞くと、自分に嘘はつかない、やりたいことから逃げないと言う気持ちになります。
本当に失望させてはいけないのは誰か。それは自分自身だと思います。
やりたいことから逃げた。
ずるいことをした。
本当に好きな方を選ばなかった。
そんな記憶は自分自身をがっかりさせます。
人には色々事情があるので、希望の生き方を貫くことがいつも正しいとは思いません。
でもその道を選んだ自分を自分は納得していますか。そんな自分が好きですか。好きだったらいいと思います。
自分はなんてダメなんだ
負けない、逃げない
この2面を行き来するのが人生なのかもしれません。
でも根底のところで自分に失望していると、チャレンジする方の面はいつか出てこなくなります。
自分自身をがっかりさせないこと。
選択ばかりの日々の中で、いつも心に置いておきたい言葉です。