大人の夏休みは短い。

仕事に行きたくないと感じたことがあるだろうか。

私はありました。
通勤電車の中、あぁこのまま遠くへ行きたいという逡巡。
私って大人になれてないのかも。ダメな自分を思い知る。

学生時代はずっと長期休暇があった。
そこから一転、会社員に夏休みはない。
仕事を始めて一年目は休暇の短さに絶望。休めてる気がしない。
会社に勤めて一年、二年経つうちに、だんだん慣れてくる。
夏休みなんて遠い記憶。

長期の休暇がない中で自分をどう整えるか。
私は取れる休みの中で旅行に行ったりキャンプに行ったりライブに行ったり、そんなことが日々の支えになっていました。
そうすることで、またちょっと頑張れる。その繰り返し。
人はどんどん強くなる。

仕事に行きたくないと思う自分を「ダメだ」と感じている人。
そんなことありません。
誰だってそんなことを思うときはあるのです。

自分は何をしたら安らぐのか、それを把握して、爆発する前に自分を癒すことを忘れないで。

好きなことに没頭する時間、自分の深部に触れる時間。
そうした時間を時折持つことで、自分を保てる。そう思うのです。

本当の自分で挑むのが苦しいと思う場で、自分を演じることは私は悪くないと思います。
その場を切り抜ければそれでいい。
なぜなら自分が好きじゃない人に好かれることに価値はないし、自分が好きじゃない場に適合した人間になる必要はないのです。

ただ、本当の自分を忘れないように。
そのためにも、たとえ短い休暇でもゆっくり休んで自分に帰ろう。

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