好きを仕事にすること。

好きを仕事にすること。

個人でお店をするということは、自分の「好き」「いい」という感覚を突き詰めること。
組織で働くと、客観的な価値、説明可能な根拠が必要とされる。「好きだからやりたい」は通用しない。

今、自分の好きなことを仕事にしています。
好きなことをやることと、好きなようにやることは違う。

お店をやること。
食べるものを売るということ。

「品質」という言葉がいつも頭にあります。
質を守る上で必要なこと。
自分を律すること。何よりも難しいことだと思います。

きちんとお店を開ける。
お店の世界観を保つ。
お店を清潔に保つ。
商品の品質を守る。
自分が美味しいと思えるものを出す。
お待たせしない。
いつ誰が来ても、同じ品質のものを提供する。

そのためにしなければならないことは、山ほどあります。
日々できているか自問自答を繰り返す。

品質を意識して、そのために仕組みを作り、きちんと働くことを教えてくれたのは、かつて身を置いていた会社組織です。

かつての自分がいて、今「好き」を仕事にしている自分がいる。

自分の深いところに根付いた働く上での倫理。これはどこに身を置いても変わらないと気付きました。

「好きなように働く」なんて自由は、私はいらないのです。

好きなことを仕事にすること。
とても楽しい、とても難しい。

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