暮らしたいように暮らす。

「森とコーヒー。」は働く人たちを応援している。会社員、主婦、子育て中のひと、事業をしている人・・・。忙しくて自分がすり減るように感じた時、その人をそっと包み込むような存在でありたい。お疲れ様のコーヒーを差し伸べたい。自分のことを省みるきっかけを作って欲しい。それはもともと勤め人であった私たちが、その時欲しかったものだ。

その為には、私たちにとって「森とコーヒー。」がすり減ることなく働ける場である必要がある。自分を癒せない人に人は癒せない。不満ばかりで暮らしている人の言葉は届くだろうか。

そこで「森とコーヒー。」を作る上で決めたことがある。以下に綴る。

「森とコーヒー。」は夫婦二人で行う事業である。

「森とコーヒー。」は飲食店ではなく、コーヒー豆の小売業である。焙煎室でコーヒーは飲めるが、それは好きな豆を知ってもらう為の作業。カフェ的なサービスも必要最低限にしている。

「森とコーヒー。」の事業内容は二人で完結している。焙煎、焙煎室のSHOP営業を一人が、出張コーヒーや配達などはもう一人が担当する。働き手がなかなか見つからない土地柄、時代において、最初から他の働き手を必要としないスタイルを目指す。

そして「森とコーヒー。」の焙煎室兼SHOPは移動可能である。トレーラーハウスという、車で牽引すれば動かせる箱を焙煎室にした。私たちの住まいが移ればその時焙煎室も移動する。

動き出したばかりの「森とコーヒー。」なので、きっと修正しながら進むのであろうと思う。でも心にとっても体にとっても持続可能な仕組みを作りたい。それがいつかは「暮らしたいように暮らす」毎日につながる。誰かの癒しにつながる。

 

私たちは豆屋です。

焙煎室について。

「森とコーヒー。」はコーヒー豆を売る小売店です。

焼きたて、淹れたての味をご提供したいので、テイクアウトスタイルのコーヒーは販売しておりますが、カフェではありません。よって焙煎室でできるおもてなしには限界があります。

すわり心地の良い椅子や、テーブル、トイレなどの設備がありません。またコーヒー以外のメニューはございません。

焙煎室は小さな小屋ですので、中のスペースにも限りがございます。あらかじめご了承の上、おいでくださいませ。

しかしながら、このような森の片隅までわざわざ足を運んでいただくお客様一人ひとりを温かくお迎えいたします。

椅子やシートなどをご持参いただいて外でゆっくりしたり、コーヒー片手にぶらぶらと焙煎室の周りを楽しんでいただくのは大歓迎です。

自分の庭のように、森の秘密基地のように、静かな時間をお楽しみください。

またオーダーメイド焙煎のメニューもありますので、ご予約をいただいて焙煎室と焙煎士を独り占めされてもいいかもしれません。(こちらのメニューは後日公開します)

出張コーヒー事例<森のウエディングパーティー>

森で行われたウエディングパーティーにて、食後のデザートと共に提供するコーヒーを担当しました。

電源が確保できれば、道具一式を持参してコーヒースタンドを作ることが可能です。

写真映えするコーヒースタンドがパーティー会場の一画にあっても素敵かと思います。

大人数のパーティーの時のコーヒーの味をあきらめていませんか?

「森とコーヒー。」は30杯同時に美味しい淹れたてのコーヒーをご提供できます。せっかくのパーティーですからコーヒー好きなお客様にも満足できる味を。また陶器のソーサー付カップをご用意できます。

詳細はお問い合わせくださいませ。

こんにちは。「森とコーヒー。」です。

糸島の森でコーヒーを焙煎しています。

日々、少量ずつ丁寧に焙煎をし、新鮮な状態のものをお届けいたします。

森とコーヒー。は「自分に帰ろう。森へ行こう。」がコンセプトのコーヒー店。

都会の日々に疲れ、自分を忘れそうになったら、森を歩こう。

自然の中に身を置けば、心がほどけて、自分に帰れるはず。

森まで行けない忙しいあなたは、頭の中で森へTRIPしてみて下さい。

コーヒーは雄大な森のめぐみ。その香りは森への誘い。

コーヒーを淹れ、味わい、目を閉じれば、そこはもう森の中。

自宅でも、

オフィスでも、

どこにいても、

一瞬で日常から遠いところへ行けたなら、本当の自分に戻って、また頑張れるはず。

それぞれの豆の味わいから連想される森の情景をネットショップサイトにて公開しております。

みなさまもコーヒーをトリガーに森へTRIPして、日々のリセットをしてみてください。

今日もコーヒー片手に森の中へ。

 

「森」の定義。

森という言葉は、一般的には「木がこんもりと生い茂ったところ」という意味かと思う。樹木の数や密集度で「林」や「森林」という言葉と使い分けられるようだが、明確は定義は見つけられなかった。

ここでは「森とコーヒー。」の店名にある「森」という言葉の定義について話したい。

「森」はあなたの「帰りたい場所」を表している。

「森とコーヒー。」は「自分に帰ろう。森へ行こう。」がコンセプトのコーヒー店である。

忙しさや様々な脅威から、自分を押し殺し、周りの意向を尊重して生きている人が多いように思う。とりわけ会社や家族などの組織内で。周りに左右されすぎて病んでしまう人もいるほど。そんなに殻にこもらず自分を出すように、と言われてもそうはできない。そういう特質の人は優しくて空気が読めて、人を想う気持ちが強い。

普段いる日常の場所で自分を出せないなら、休憩時間に、休みの日に、自分に帰ればいい。無理して自己主張する必要はない。自分の好きな人、安心できる場所、一人でいる時間、出しやすい場所で自分を出す。小さい頃、好きだったものは?時間があったら本当は何をしたい?自分から湧き出る「欲求」や「知的好奇心」の音。それを忙しいを理由に無視してはいけない。

自分に立ち返る作業は、やがて自尊心を与えてくれる。本当の自分。自分の気持ち。それを忘れないこと。

一つの場所で苦しいのがなんだ。人生の一幕にしか過ぎないじゃないか。

私にとって「自分に帰る」方法は自然とつながることだった。キャンプに行くこと。動物と触れること。日常が忙しくても、キャンプの朝、湖を眺めていると日常が遠く感じる。仕事が忙しいことを人ごとのように思う。子供の頃に見た景色、抱いた感情。自分もあの頃とあまり変わっていないなと思う。自分を見失わないこと、見つめ直すこと、それが自分を強くする。

私は自分に帰りたい時、森へ行く。自然とつながることがその方法だからだ。

自然の不思議、美しさ、雄大さ。自然に知的好奇心をくすぐられない人はきっといない。自然と触れることが多くの人にとって「自分に帰る」方法になると信じている。

「森とコーヒー。」のコーヒーは、飲んだ時、頭に浮かべてほしい「森のシーン」をネット販売サイトで紹介している。なぜなら忙しい人ほど休息が必要なのに、森へ行く時間がないからだ。私たちのコーヒーを飲んで、目を閉じる時、森の中にいるような心持ちになれたらいいと望んでいる。

コーヒーは雄大な森の恵み。その香りは森への誘い。

あなたにとって「自分に帰る」方法はなんですか?